【創業支援コラム】法人化のデメリット

法人化のデメリット
 

 

 会社を設立したいというお問い合わせを多くいただいています。
 そのなかでも、個人事業を経営していて、法人にしたいというご相談が多くあります。

 個人事業から会社を設立するという流れは、事業の基盤を築いたうえでの、さらなる進化した形といえます。

 また、いわゆる脱サラをして新たに会社を設立したいというお問い合わせも多いです。
 そのなかで最も多いものが、勤務している会社と同じ業種で会社を設立したいというお問い合わせです。
 起業するにあたって、3年後、5年後、10年後を考えたときに、勤務している会社と同じ業種で会社を設立する方法が、一番確実です。
 なぜなら、その業界での営業経験があるからです。

 ところで、勤務している会社と違う業種で会社を設立したい、あるいは、ご自身が経験したことのない業種で会社を設立したいというご相談があります。
 実は、このご相談で会社を設立されたお客様が、当事務所として一番ハラハラします。

 具体的には、会社を設立したが、思ったように売上がたたない、あるいは、売上はたつが、利益が思った以上に出ない・・・、このような状況に陥りやすいのです。
 いろいろなつてで取引先を紹介してもらい、すこしずつでも利益を出せるようになったという経営者もいらっしゃいます。
 また、取引先を紹介してもらったが、結果的に成約に至らなくて、1期目の決算の売上が・・・、という経営者もいらっしゃいます。

 会社を設立するということは、起業をするということです。そして起業をするということは、売上をあげて、利益を出すということです。
 そのためには、誰に(どの会社に)いくらのものを、いくつ売っていくか、あるいは、いくらでサービスを提供していくか、という計画が非常に大事です。
 さらには、その計画も、うまくいった場合、通常の場合、最低最悪の場合、というように、何パターンかを考えておくことが必要です。

 この計画を、少なくとも経営者ご自身の頭の中に叩き込んでおかないと、経営をするうえでの、大きな壁、しいては法人化のデメリットとなってしまいますので注意が必要です。

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