【創業支援コラム】経営者として必要なスキル

経営者として必要なスキル

 株式会社を設立する、合同会社を設立する、つまり、会社を設立するということは、「経営者になる」ということです。
 では、経営者としてどのようなスキルが必要になるのか、をお伝えしたいと思います。

 まず、すべてのことを自分自身でやる必要はないということです。以外かと思われますが、私は、最も大事なことであると考えています。
 すべてやる必要はない、というよりも、すべてひとりではできない、と言った方がより適切だと思います。

 経営者として絶対にやらなければならないことは、「顧客の創造」です。
 「お客様が『ありがたい』と感謝して下さること、感動して下さることとは、何でしょうか?」と問いかけることです。
 多くの場合、それは、
  1 お客様にとって面倒なことを代行してくれること
  2 お客様が解決できないことを一緒に解決してくれること
という2つに集約されると思います。

 このことを念頭に置いて、次の3つのスキルが大切であると考えています。

 一つ目は、業界を知ることです。業界を知ることは、同業者が、どのような商品や製品を、あるいは、どのようなサービスを、いくらで売っているか、ということを知り、理解するということです。当たり前のことかもしれませんが、これが最初の一歩です。
 また、業界を知るということは、その業界のリサーチであったり、また、その業界の動向を知るということも含まれます。

 二つ目は、マーケティングです。自社の商品や製品あるいはサービスを、どのようにして売っていくかという、戦略と言い換えてもいいと思います。あるいは、「集客をする」ということです。
 ここでいう集客とは、見込客を集めるということです。

 三つ目は、セールスです。見込客に自社の商品や製品あるいはサービスを売っていくということです。いうなれば、営業をするということです。セールスで成果をあげるために必要なものを細分化していくと、コミュニケーションスキル、プレゼンスキルなど、さまざまあります。

 また、その業界で、絶対に守らなければいけない法律、最低限知っておかなければならない法律、というものがあります。法律の知識は必要とされます。
 そして、業界を問わず、決算書・税務申告書の作成という、会計や税務の知識は必要とされます。
 さらに、労働保険や社会保険に関する知識も必要とされます。
 ITの知識や活用も必要とされます。
 ほとんどの経営者が、これらの分野はアウトソーシングをしています。

 だからこそ、創業時期の経営者の役割は、マーケティングとセールスに、時間やエネルギーを集中させていくことです。

 

八王子の税理士による創業支援コラムの最新記事

起業家のための無料相談受付中!0120-772-392

サポートメニュー一覧

資金について相談したい!

会社設立について相談したい!

経営・税務会計について相談したい!

ページ上部へ戻る