【創業支援コラム】創業融資

創業融資

 今月から令和元年となりましたね。

 5月も、引き続き会社を設立されたいというお客様のご面談が非常に多くなっています。                                           会社を設立するにあたっては、ご自身で貯めたお金を、会社設立時の資本金としていただきます。 会社設立時の資本金のおすすめは、300万円です。                     もちろん、100万円、200万円で設立されるお客様もいらっしゃいますので、必ず300万を設立にご用意できなくても問題ございません。

 そして多くのお客様から、会社を設立してすぐにお金を借りることができるのでしょうか、というご相談をいただきます。                                       このご相談に関しましては、どうしてもお客様に当方から、いくつかご質問をさせていただいています。                                               単刀直入に言えば、信用情報に問題がない、ということをご確認させていただきたいからです。 逆に言えば、信用情報に問題があった場合には創業融資は受けることができません。

 具体的には、公共料金・携帯電話、クレジットカードの支払いに滞納がないということです。  また、住宅ローンや車のローンあるいは、お子さんの教育ローンがあれば、その返済に滞納がないということです。

 これらの信用情報に特段問題がない、ということがクリアーできると、創業融資を受けられる可能性があるということになります。

 創業融資でおすすめは、日本政策金融公庫です。なぜなら、新しく起業された方、また、起業されて間もない方にとって借りやすいからです。                         とはいえ、所定の書類を用意する必要があります。                      それは、創業計画書(個人事業を法人としたときは、企業概要書)、事業計画書です。

創業計画書(または企業概要書)には、

1 創業の動機

2 創業経営者の経歴

3 商品・サービスの概要

4 売上先、仕入先・外注先の取引関係の概要

5 創業時の常勤役員、従業員、パートアルバイトの人数

6 借入れの状況

7 必要な資金

8 事業の見通し

を記入します。

そして、事業計画書を作成します。

事業計画書の作成の最大の注意点は、借りたお金を返すことができる計画であるかどうか、ということです。

 これらの書類を作成後、日本政策金融公庫の担当者と面談をしていただきます。         その後、日本政策金融公庫が融資の審査を致します。                     審査終了後、希望額の全部または一部のお金を借りることができるということになります。

 八王子・多摩会社設立支援機構では、これらの書類作成のサポートをお客様と一緒におこなっております。

 創業期をスムーズに乗り越えるためにも、日本政策金融公庫の創業融資をぜひ有効活用していただきたいと考えています。

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