【創業支援コラム】創業融資

創業融資

今月も、八王子で個人事業を開業したい、八王子で新しく会社を設立したいというお問い合わせをいただいております。

ありがとうございます。

会社設立後、会社運営していく上で業種によりますが、売上が増加すると比例して支払も増加していく傾向があります。そこで売上の入金より業者への支払が先行すると資金繰りキャッシュフローが大変になりますので、融資の相談が出てきます。

手形取引等も出てくる場合、期日前に割引しますと、割引料を引かれての入金なので、１００％回収ではありません。預金残高が多いと期日まで金融機関に預けて置くことでき１００％回収になります。

八王子・多摩会社設立支援機構では、日本政策金融公庫、信用金庫での融資の話が多く出てきます。

日本政策金融公庫で申し込みする前に、ＣＩＣ信用指定情報機関に調査の依頼を有料にて行って頂きます。理由は公共料金等の支払いが遅れると信用がなくなり審査の対象から外れる可能性があるからです。万が一信用状態が不利な状況で申し込みをしてしまいますと、データが残ってしまい、次回の審査に影響を及ぼす可能性があるからです。

提出書類は、会社案内、社長様の経歴、事業計画書等です。

面接日程が決まり、面接後早ければ２週間程で結果のお知らせがあり、問題なければ直ぐに実行されます。融資金額は面接段階で、希望金額が満額になるのか、あるいは、希望金額が一部減額されてしまうのかは、事業計画書に基づき判断される傾向にあります。

金融機関の場合、信用金庫での融資をお勧めしております。信用保証協会の保証がつくのが大半です。当然保証協会でも審査を行い融資の保証が通れば保証料を支払うことになりますが、融資は実行されます。

実行されるまでに、１ヶ月程かかると思いますので、早目の行動が必要です。

金融機関での手続きにより本店所在地の役所から、保証料、支払利息等の補てんもあります。

金融機関で保証協会なしでの、プロパー融資もありますが、金融機関の信用も必要ですし、金利も少し高いです

３年前には、コロナにより経済状況が悪化してしまい、無利息でコロナ融資といったものがありました。

それとは別に、昨年度から世界情勢の影響により材料費の高騰による緊急支援融資等、その時の日本の経済状況により融資がアナウンスされていますので、融資利息のパーセントが低いものをお客様にお勧めしております。