【創業支援コラム】個人事業開業前、会社設立前にやっておきたいこと

個人事業開業前、会社設立前にやっておきたいこと

 2月も、八王子・多摩会社設立支援機構では、個人事業を法人にしたい、新しく八王子市で会社を設立したいというお問い合わせをいただいております。

 ありがとうございます。

 

 このコラムを見てくださっている多くの方は、独立を決意し、個人事業を開業したい、会社を設立したいと考えていらっしゃる方だと思われます。

 今回は視点を変えて、個人事業を開業する前に、あるいは会社を設立する前に、やっておきたいこと、について考えてみたいと思います。

 

 結論は、もしあなた様が、いま会社の従業員として業務に携わっているのであれば、その携わっているすべての業務です。

 そのなかでも一番重要な業務は、「集客をして、商品を売ること」です。

 ここで注意していただきたいことは、

 1 集客をすること

 2 集客した方に商品を売ること

 という2段階に分離することが大事だ、と個人的には思っています。

 

 この2点は、個人事業を開業した後に、会社を設立した後に、絶対必須となる業務です。

 むしろ、オーナー企業経営者、つまり社長の最優先業務は、この点にあります。

 

 「集客をすること」がマーケティング、「主客した方に商品を売ること」がセールス、といってもいいと思います。

  あなた様が今、企業の従業員という立場であれば、今のうちに何らかの形で「集客をして商品を売る」ことに携わっていただきたいです。

  今、企業の役員という立場であれば、おそらく営業に携わっていらっしゃるはずです。

 

  「集客をすること」を考え始めたときに、どのように広告宣伝をして、多くの方に知ってもらい、そして買ってもらうか、ということになります。

  私は、「広告宣伝費」は、売上を上げる手段として絶対に必要である費用だと考えています。

  ただ、広告代理店など人任せにするのではなく、社長の最優先業務と位置づけ、社長自身が様々な広告にチャレンジしていく必要が出てきます。

  そのチャレンジの過程で、売上につながる広告があったら、その広告に「広告宣伝費」としてお金をかけていけば、必ず売上が増加していく.という好循環につながるときがやってきます。

  いうなれば、最初はどの広告が売上につながっていくか見当もつかないと思います

  だからこそ、小さく広告費を使っていき、売上増加につながる広告があったならば、少しずつその広告費を多くしていく、というやり方が鉄板であると思います。

 

  そして、「集客した方に商品を売ること」も社長の最優先業務になります。

  多くの会社経営者は、営業を経験していらっしゃいます。

  どのような業種であっても、「売る」ということができなければ、個人事業であれ、会社経営であれ存続が危ぶまれます。

 

  「商品を売る」ということを、勤務時代に経験された方は、本当に本当に、強いです。

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