【創業支援コラム】戦略

戦略
 


 起業をする、あるいは、会社を設立すると決意したときに、一番大切なことは売上げをあげることです。仕事を受注することです。

「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」(神田昌典著 ダイヤモンド社)によれば、下記の6つの要素を考えることで事業戦略をつくることができる、と記されています。

6つの要素とは、
1 商品
2 顧客
3 競合
4 収益シミュレーション
5 タイミング
6 メッセージ
です。

 顧客を魅了する事業戦略を構築するために、まず検討しなければならないのは商品(サービス)です。

 商品ライフサイクルというものがあります。
これは、どのような商品(サービス)にも「導入期、成長期、成熟期」があるということです。

 導入期の商品(サービス)は、新しい商品であれば誰も知らないため、市場で認知されるまで、マーケティング費用がかかります。

 そして、その商品が成長しはじめるのが成長期です。
 成長期では、ライバル企業が同一商圏内に相次いで参入するようになるため、価格が崩れはじめます。しかし、今まではどんなに商品の説明をしてもよくわかってもらえなかったのに、認知度が高まったため、売りやすくなります。
 通常は成長期の前半に顧客を大量に獲得し、成長期の後半には利益額が減ってくるため、次の商品の準備を始める、ということになります。

 成熟期は、業界内部の淘汰が本格的に始まります。市場シェアが小さい、地元密着ではない、差別化できない企業は、場合によってはその業界から撤退し始めることになります。

 成熟期には、次の商品が導入期を脱して、成長軌道になれるように準備を完了しておく時期でもあります。

 通常、事業の拡大は成長期の前半にするのが鉄則であり、少なくとも、成熟期には、事業の拡大を控えるのが鉄則といえます。

 起業をする、あるいは、会社を設立するときは、すでにある事業形態で、お客様のニーズ(必要性)のあるものが軌道に乗りやすい、と一般的にはいわれています。

八王子の税理士による創業支援コラムの最新記事

起業家のための無料相談受付中!0120-772-392

サポートメニュー一覧

資金について相談したい!

会社設立について相談したい!

経営・税務会計について相談したい!

ページ上部へ戻る