【創業支援コラム】馬を売るには?

馬を売るには?

 

 起業をする、あるいは、会社を設立すると決意したときに、一番大切なことは売上げをあげることです。

ではどのようにして、売っていくか、これには様々な方法があります。

  先日、書籍棚を整理していたら、「広告マーケティング21の原則」(クロード・C・ホプキンス著)が出てきました。

同書の41ページ、42ページから引用します。

  多くの広告が「一週間お試しください。お気に召さなければ代金はお返しします」とうたった。しばらくすると、代金を受け取る前に商品を送り、「お気に召しましたら、一週間以内に代金をお支払いください」と申し添えるアイディア が登場した。この方法は前者よりもはるかに強い印象を消費者に与えることがわかった。

  ある高名な広告人は、この違いを次のように述べている。「二人の男がやって来て、自分の馬を買ってほしいと言う。どちらも自分の馬はやさしく、おとなしいよい馬で、子供でも乗りこなすことができると主張した。一方の男はこう言った。『一週間お試しください。もしわたしの言葉が嘘だったら、代金はお返しします』。もうひとりの男はこう言った。『一週間お試しください。その後で代金をお支払いください』。当然、私は二番目の男の馬を買った」

  馬を売るには、「一週間お試しください。もちろん、お試し期間は無料です。さらに、一週間分の馬の餌代も当方で負担します。一週間後に、お気に召さなければ、そのまま、馬を引き取ります。」このようなメッセージをお客様に正しくお伝えする、ということです。

 「無料お試し」というキーワードは、80年前から使われていたと知ったとき、改めて驚愕しました。

ご参考になれば幸いです。

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