【創業支援コラム】在庫

在庫

 7月も、多くの方から八王子市で会社を設立をしたい、福生市で会社を設立したい、というお問い合わせをいただいております。ありがとうございます。

 会社を設立し決算を迎える企業様に、毎年必ずお願いすることがあります。          それは、決算日時点の「在庫表」を作っていただきたいということです。

在庫とは、仕入をした材料や商品、製造した製品で、決算時に会社に残っているものをいいます。  在庫の「金額」は、通常、在庫の「数」を確認して、材料・商品・製品の「単価」を調べて計算します。                                             これを一覧表にしたものが「在庫表」です。                          ですから、まずは材料や商品・製品の「数」を間違えないことが大切です。

 たとえば、あなたが設立された会社が7月決算であるとします。                 7月31日に商品を仕入れたとします。そして7月31日にその商品を全く売らなかったとします。                                            この場合、7月31日に「仕入」として会計処理をしますので、その商品の仕入れたすべての金額が「在庫」となります。

 品物の「数」を数えるときに、注意していただきたいことがあります。            それは、お客様に預けたままになっている商品も、在庫として計上していただくということです。

 営業所や店舗が増えてくると、営業所や店舗ごとの在庫の確認も、必要なことです。

 このように、在庫は、「棚卸資産」として資産計上が必要とされるものです。

 また、あなたが設立された会社が7月決算であるとします。                   そして、7月に外注費を支払いましたが、その7月に支払った外注費に対応する売上が、8月であったとします。                                        この場合、7月に支払った外注費は、8月の売上げに対応する原価です。               従って、決算で「仕掛品」という在庫に計上する必要があるのです。

いかがでしょうか?                                    たかが在庫、されど在庫です。

税務調査では、必ず在庫はチェックの対象となります。                    このような点にどうぞご注意くださいませ。

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