【創業支援コラム】よくあるご質問―会社設立

よくあるご質問―会社設立

 

3月になり、会社設立に関する多くのお問い合わせをいただいております。

また、個人事業を法人にしたいというお問い合わせも多くいただいております。

 

今回は、初回の面談時によくいただくご質問をあげたいと思います。

 

Q 会社を設立したいのですが、株式会社と合同会社とどちらがいいのでしょうか。

  知り合いの友人は有限会社を経営しているのですが、有限会社はどうでしょうか。

 

A 株式会社であれ、合同会社であれ、おひとりで会社設立が可能です。

  会社の設立が完了すると、会社の登記簿謄本、会社の印鑑証明書が管轄の法務局から発行されます。

  株式会社であれば、「取締役」、「代表取締役」と記載された登記簿謄本になります。

  合同会社であれば、「業務執行社員」、「代表社員」という登記簿謄本になります。

 

   会社設立時の実費です。

   株式会社の設立は、206,710円かかります。

   内訳は登録免許税が150,000円、定款認証手数料52,000円、登記簿謄本の実費などで4,710円です。

 

    合同会社の設立は、64,710円かかります。

    内訳は登録免許税60,000円、登記簿謄本の実費などで4,710円です。

 

   定款認証手数料とは、公証人役場に支払わなければならない手数料です。

     「八王子・多摩会社設立支援機構」では、会社の設立を司法書士の先生に依頼していますので、定款に貼る収入印紙(4万円分)は必要ございません。

 

    合同会社では、株式会社でいう株主と取締役とを合わせた存在が、「社員」と呼ばれます。決して、従業員という意味ではありません。

     合同会社の代表社員が株式会社の代表取締役にあたります。

 

    最大のポイントは、合同会社の代表社員が、名刺に代表取締役と記載しないのは、相手を混乱させないことへの配慮であると思われます。

 

     有限会社の設立は、現在ではできません。

     以前に設立した会社であれば、今も「有限会社」と名乗ることができます。

 

     新しく会社設立をお考えでいらっしゃれば、株式会社か合同会社のどちらかが多いです。

 

     今回は、よくご質問いただくものを掲載させていただきました。

     会社を設立したいとお考えの方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

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